私たち日の出屋製菓産業は2024年2月26日をもちまして、創業100周年を迎えることができました。
大正13年、富山県南砺市福光の地で、創業者の川合宣之を含め3名で大八車を引いて米菓を売り歩いたのが当社の原点です。
昭和の初め頃には「にっぽんあられ」として全国的な知名度を得るも、さきの戦時中には原料米確保困難により、操業を休止。その後の戦後復興により事業を拡大し「かきやま」ブランドで再び全国区の米菓メーカーとなり、高度成長期には大衆路線の「ならび駒」ブランドを展開するも、バブル崩壊とともに事業構造を大幅に転換するなど、当社の歴史はまさに日本の歴史と同じく激動の歩みを乗り越えて、現在に至ります。
このたび100周年という大きな節目を迎えることができましたのは、これもひとえに長年にわたり当社をご愛顧頂きましたお客様やお取引先様、そしてこれまでの当社の発展に尽力してきた先人達と現従業員のおかげであり、その温かいご支援と長年の努力の賜物であると深く感謝いたします。
創業者から受け継がれた言葉である「人づくり品づくり」と「類ありて比なし」の社是を今後も当社は頑なに守り続け、皆様に末永く愛して頂ける美味しい商品づくりに邁進し続ける所存です。
これからも、より一層のご支援ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。