てんたかくは「ハナエチゼン」を母、「ひとめぼれ」を父として作られたお米です。富山県の農業技術センターが県独自の優良な早生品種の育成を望み、交配に成功したことで誕生した富山県のオリジナル品種です。名前は一般公募で集まった2,000点以上の中から、秋に実った稲穂が美しくなびく風景や空をイメージさせ、食欲の秋を連想させる、格調が高いなどの点から選ばれました。高々とそびえる立山連峰のごとく、全国に大きく飛躍してほしいとの願いが込められています。

性質

気候の変化に強いてんたかくは、高温に強いハナエチゼンと寒さに強いひとめぼれ、両方の性質を受け継いでいます。そのため病気に強く、安定した品質をもったお米を栽培することができるという特長があります。ひと粒が大きくて非常にツヤがあり、粒のそろい方もよいので、見た目もとても美しいといわれています。てんたかくは成長が早く、出荷も早くできる早生品種で、コシヒカリより約二週間ほど早く収穫され、8月下旬から9月上旬ごろには出荷されます。

美味しさを支える水

全国名水百選の最多選出の県として有名な富山県は良質な水が豊富です。立山連峰を水源にする清らかな水はおいしいお米を作る上で欠かせない役割を持っています。立山連峰から流れる雪解け水はミネラルを豊富に含んでおり、富山平野の粘土質の土壌に含まれる豊富な栄養分とともに稲の成長を支えています。

特徴

てんたかくはコシヒカリの系統であるため、ほどよい粘りや甘みがあります。もちもち感がありますが粘りすぎず、味わいはややさっぱりしているため非常に食べやすいです。コシヒカリよりも粒が大きく、粒のそろい具合がいいので、炊きあがった時にふっくらときれいに炊きあがります。お米のかたちが崩れにくく冷めても美味しいのでおにぎりやお弁当、寿司めしや丼ものにも最適です。てんたかくは平成26年度産米の食味ランキングではＡランクを獲得しており、美味しさだけでなく品質の高さも認められています。

米菓として

          【８Pしろえび小判】
　　　　　 希望小売価格：440円（本体価格）
  　　　　 規格：104ｇ（13g×8袋）
   　　　　賞味期限：製造日より180日
　　　　　 ケース入数：10
  　　　　 商品サイズ：31×24×4.5cm
   　　　　アレルギー：小麦、えび、さば、大豆