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商品紹介
富山湾の宝石「しろえび」をたっぷり使用。
オリーブオイルとほのかな酸味をプラスして
洋仕立てに仕上げた薄焼きのしろえびせんべい。
極薄ひとくちサイズのしろえびせんべいに
選び抜かれたこだわりの
洋素材・白素材を使用しました。
1枚つまんで味わって、2枚つまんで楽しんで、
3枚つまんで贅沢に。
食べた瞬間口の中に広がる
「富山湾の宝石・しろえび」と
「新大正もち米」の旨味。
富山の味を知り尽くした職人が、
美味しさを追求して仕上げたふんわり食感の「しろえびかきもち」です。
お知らせ
出店情報
ブランドストーリー
語り:しろえび漁師
(とやま市漁業協力組合 代表理事 組合長)
道井秀樹さん
「しろえびの正式名称は『しらえび』といい、体長が約6センチと小さいながら、旨みやコクがギュッと凝縮されており、漁獲が成立するほど生息しているのは、国内でも富山湾だけです。
天然のいけすと言われる富山湾は、狭域的な地形であるため、資源を大切にしよう※という意識は昔からありました。海と山が近く、水のきれいな富山で獲れるものは、本当に美味しい。自然環境を守ることは、生活を守ることだと思い、山の植樹活動等にも取り組んできました。
湾に流れ込む立山連峰の雪解け水は、急流であるために水の表面温度が保たれ、海温の維持にも役立っています。この『ラジエーター効果』と呼んでいる現象は、同じく海と山が近い地形を持つ北欧でも見られます。特に漁業立国であるノルウェーと富山は共通点が多く、魚の種類が豊富で質も高いです。
しろえび漁は、底引き網漁で行われます。泳ぎの上手いしろえびは水深30~40m、深いところで300~400mの間を自在に移動するため、知識やカン、経験則に基づいて群れの動きを予測します。漁獲制限によって、漁に出る回数が限られるため、毎回が真剣勝負です。
富山湾のしろえび漁は、明治時代に漁師が誤って深海に網を投げ入れ、獲れたのが始まりです。大正から昭和初期は人力で網を引いていて、当時は小型網で網目も太く、水圧との戦いでした。漁船の機械化や底引き網の素材研究等、時代とともに漁も進化しています。
甘えびは成魚になるまで7年かかりますが、しろえびは約半年ほど。年1回産卵し、1個体2年サイクルで入れ
「漁の合間に、船上から眺める立山連峰は格別。特に冬から春先にかけて、雪を抱いた立山・剱岳の荘厳な美しさには、息をのむほどです」。
替わります。全国でもメジャーな魚介類が生息する富山で、湾内に原種が生息するしろえびは〝唯一無二〟の存在。アジア圏等世界の市場を見据え、どういった形で届けていくかを想定しながら、漁業に勤しんでいます。」
最後に、しろえび米菓「白・ささらや」について。
「白といえば、立山連峰に降り積もる雪も白。洗練された、高級感のあるイメージですね。富山湾のしろえび、富山米を使った日本の米菓として、誇りと信念を持ってブランドを育てていってください」。
語り:代表取締役社長 川合洋平
富山出身の私は18歳のころ、自然しかない地元富山が嫌になり、会社を継ぐこともなく刺激を求めて上京しました。しかし、大人になってから経営者である父親の想いを真剣に聞く機会を持ち、地元富山のためになにかをしたいという気持ちが芽生え、富山に戻り、1924年創業の日の出屋製菓の経営を継ぐことを決意しました。
富山へ帰ってきてわかったことは、子供のころに気づけなかった「富山の自然」のすごさでした。3000m級の山々からなる立山連峰に囲まれているという、自然豊かで世界でも珍しい特別な環境であり、海の幸も山の幸も豊富。さらにこの特別な環境だからこそ産まれる「富山湾の宝石 しろえび」もあります。
特に、富山県は面積に占める稲作地が日本一多いこともあり、広大な田園風景はまさに日本の原風景とも呼べる、すばらしい環境です。
しかし、同時に日本人の「お米離れ」が進んでいることを知りました。お米の消費がなくなる=田んぼ、田園風景がなくなるということにとても危惧しています。
実際に地元富山でも稲作の維持が年々難しくなっており、この田園風景を守るためには日本文化そのものであるお米の良さや素晴らしさを後世に伝え残していくことが必要です。
SDGsの観点からも日本の文化や農業、産物を守っていくことが重要であり、黄金に輝く田園風景を守り続けること、富山湾でしかとれないしろえび・富山の海を守り続けるという使命の元、新ブランドしろえび米菓専門店「SHIRO SASARAYA」が生まれました。
お米から出来ている米菓は老若男女問わず、多くの方に食べられています。しかしお米離れは特に若者を中心進んでおり、この世代に向けてもさらなる米菓の魅力を感じてもらうことが大切だと考えました。
そこでできたものが、「洋テイスト」を組み込んだおせんべいです。若い方でも好まれるような、米菓では珍しい洋の素材にこだわり、デザインも白を基調とした洗練された新しいテイストを加え、今までにない米菓ブランドを目指しました。
関東・関西を中心とした、人が多く集まる発信力のある売り場で販売を行うことで、より多くの方がこの新ブランドを通してお米の良さや米菓の良さを感じてもらいたいと思っています。
実際、今まで以上に若いお客様がリピートして購入され、お米の香りやしろえびのおいしさに評価を頂いております。お米の良さを感じてもらう、富山湾の奇跡の贈り物「しろえび」をもっと知ってほしいという想いをSHIRO SASARAYAを通じて共感してくれている方がもっともっと増えていけばと思っています。
米菓含めお菓子全般は、人を笑顔にする力、また人と人をつなぐ潤滑油になると考えています。
コロナが流行り人と人のつながりが分断された今、この繋がりがとても大切だったことに改めて気づかされました。お菓子を通じて、
SHIRO SASARAYAを通じて人との繋がりが深まる、そんな存在になればと思っています。
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